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箕面公園昆虫館 › お知らせ

あのテルユキイと同じトガマムシ科の昆虫化石の論文が出版されました!

小さな捕食者の隠された多様性
-白亜紀ミャンマー琥珀のアミメカゲロウ目トガマムシ科
トゲズネトガマムシ亜科の4新属7新種を記載、分類-

新属新種 Uranoberotha chariessa gen. et sp. nov.


新属新種 Uranoberotha chariessa gen. et sp. nov.【優美なる天空のベロータ】


中生代白亜紀の約9900万年前のミャンマー北部産琥珀からアミメカゲロウ目トガマムシ科トゲズネトガマムシ亜科(新称)の昆虫4新属7新種を記載、分類しました。アミメカゲロウ目トガマムシ科の現生種はサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に13種が分布しているだけです。トゲズネトガマムシ亜科は世界各地の中生代白亜紀の琥珀からのみ記録がある分類群で、2018年12月に記載論文が発表された久慈琥珀産のKujiberotha teruyukii(クイベロータ・テルユキイ)を含めこれまで14種が記載されていました。今回の発見で新たに7種が加わり、中生代白亜紀におけるトゲズネトガマムシ亜科の予期せぬ多様性が明らかになりました。また、現生のトガマムシ科トガマムシ亜科昆虫と比べて前脚捕獲脚の形態がきわめて多様であることが明らかになりました。

【発表雑誌】
雑誌名:Geological Magazine
論文タイトル:Hidden diversity of small predators: new thorny lacewings from mid-Cretaceous amber from northern Myanmar (Neuroptera: Rhachiberothidae: Paraberothinae)
著者:Hiroshi Nakamine, Shûhei Yamamoto, Yui Takahashi
DOI番号:https://doi.org/10.1017/S0016756820000205

【研究の詳細】
プレスリリースはこちら(4月10日訂正)

【参考】
2018/12/04


【2020年4月10日プレスリリースの訂正】
4月8日に発表しましたプレスリリースの内容でいくつか間違いがありましたので訂正しました。

誤:記載に用いられる「gen. et sp. nov.」はラテン語の「genus et species novus」の略で「新属新種」の意味です。同様に「sp. nov.」は「species novus」の略で「新種」を意味します。
正:記載に用いられる「gen. et sp. nov.」はラテン語の「genus et species novum」の略で「新属新種」の意味です。同様に「sp. nov.」は「species novum」の略で「新種」を意味します。

  

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