箕面公園昆虫館 › 昆虫館について

箕面公園昆虫館は素晴らしい森の中にある小さな昆虫館です。かつて箕面の森は、東京の高尾、京都の貴船と並び「日本三大昆虫宝庫」と称され、多くの昆虫研究者が集い調査研究を行う場所として知られていました。今でも昆虫館を出てほんの少し歩いてみるだけで、いろんな昆虫を見つけることができるでしょう。
ところで昆虫のすごいところは何でしょうか。それは“多様性”の一言に尽きます。昆虫は地球上に約100万種、まだ知られていないものを含めると500万種とも1000万種いるとも言われています。昆虫は、我々の想像を超える興味深い形態や生態の多様性に満ち溢れています。どれだけ調べても知らないこと、分からないことが出てきて、驚き、感心することばかりです。箕面の森で出会う虫たちにも、それぞれの形と生き方の多様性があります。その一端を間近に見ることができるのは、実はすごいことなのです。
箕面公園昆虫館では身近な昆虫だけでなく、見たこともない虫や綺麗な虫、かっこいい虫、変な虫など、いろいろな昆虫を展示しています。ここで見たこと、体験したことを誰かに話したくなる、そんな昆虫館でありたいと思っています。
ぜひ、とっておきの楽しい思い出をたくさん持ち帰ってください。



箕面公園昆虫館
館長 中峰 空



「箕面公園昆虫館」新館長 プロフィール
中峰 空(なかみね ひろし) 博士(農学)


これまで兵庫県三田市有馬富士自然学習センターで、現場対応員のリーダーとして、様々なイベントの計画の作成や 環境学習講師を担当する



1971年奈良県 生まれ
2003年神戸大学大学院 自然科学研究科

博士課程単位取得

2003年三田市有馬富士学習センター

学習指導員

2009年博士(農学) 神戸大学
2016年三田市有馬富士学習センター コミュニケーター

兵庫県教育委員会委嘱職員

2017年4月より箕面公園昆虫館館長


館長業績リスト(別ページ)  

昆虫を知ることから見える世界
箕面公園昆虫館では、身近な昆虫から遠い海外の昆虫の標本や生体を展示・解説しています。
それでも、ここで知ることのできるのは“昆虫学”のごく一部でしかありません。
昆虫館で知ったことをきっかけにして、広くて深い昆虫の世界に飛び込んでみてください。

コンセプト1